新品と中古どちらがいいの？
最近では居住環境やご近所への配慮などアコースティックピアノの購入から電子ピアノ購入へと世の中が少しずつ変化しています。
アコースティックピアノには40万円以上、高いものになると100万円以上の値段がするものも当然あります。
比べて電子ピアノの金額は10万円～40万円ほどで購入が可能ですが最近では6万円台で購入できるお手軽な機種も増えてきています。
6万円の機種も良いですがピアノ教室の習い事を始める場合、どうしても10万円以上のピアノじゃないと機能的に物足りない部分が出てくる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
その時の選択肢として『新品』の他に『中古品』という選択肢が出て出てきます。
しかしながら中古品を買う際にどうしても不安な点が出てきます。
その点を解決することができれば『中古品』も不安なく選択肢の中に入れることができるのではないでしょうか？
新品の特徴
誰しも中古より新品が欲しいと思うもの
特に初心者はせっかく始めるなら新しい電子ピアノが欲しくなると思います。
具体的に新品の良いところを挙げていきましょう。
①品物がキレイ
中古と違い誰も触っていない為キレイ
②新品保証がある
メーカー保証はおおよそ1年の修理保証がついているものがほとんど、故障の心配をしなくて良い分安心ですね。
③最新の機種・機能に触れることができる
現行品にしか付いていない機能を使用したい場合は新品一択ですね。
中古の特徴
中古には新品にはない良さがあります。
特に初心者は初めて見たものの…長続きしない場合もあります。
そんな時は中古からスタートしてみるのもいいかもしれません。
①定価以下で購入することができる
最新の機種以外のものは新品の半額、もしくはそれ以下で買えるものがほとんどです。
たった数年型落ちしただけで半額以下は嬉しいですよね。
②選択肢が多い
新品市場では一種類の製造が短く『購入しようと考えているうちに製造終了していた…』なんてことは良くあることです。
中古市場では旧式のモデルや製造中止したモデルまで選択肢に入れることができるため自分に合った金額や性能から電子ピアノを選ぶことができます。
③付属品が無料で付いてくることが多い
一番付いていて嬉しいものが椅子です。
新品ではもちろん椅子は別売りですが、中古ではセットで販売されていることが多いです。
椅子単体を新品で購入するならキーボード椅子でも5000円、電子ピアノ用だったら1万円～2万円は必要です。
セットで付いてくるなんてとってもお得ですよね。
中古を買うときの不安点
この記事を読んでいる皆さんなら中古の魅力がわかってきたと思います。
しかし、同時に不安点もありませんか？
『中古って新品より故障し易いのでは？』
『保証がないから故障したときどうすれば？』
まず基本的に新品商品には『1年保証』しか付いていません。
1年使用すると中古品と全く変わりません。
家電量販店では独自に『延長保証』に入ることもでき、3年から5年延長させることもできます。
ではなぜメーカーではなく量販店が『延長保証』を付けるのか？
電子ピアノは複雑な機械ではない為、初期不良では無い限り、故障のリスクが少ない品物でもあります。
そのため量販店が独自に『延長保証』を付けることができます。
しかしながら長く使っていると故障のリスクが発生することは否めません。
では実際に『故障』してしまった場合どのようにすれば良いのか？
各販売メーカーの修理窓口がHPに記載されています。
そちらに問い合わせてみましょう。『電話』もしくは『メールフォーム』で問い合わせが可能です。
丁寧に対応してもらえるため安心です。
各メーカー窓口
YAMAHA修理窓口→https://jp.yamaha.com/support/repair/repair_info/digitalpiano.html
KAWAI修理窓口→https://www.kawai.jp/support/service/ep/
Roland修理窓口→https://www.roland.com/jp/support/service_repair/
CASIO修理窓口→https://www.casio.com/jp/support/electronic-musical-instruments/repair/
KORG修理窓口→https://www.korg.com/jp/support/repair/
各メーカー、各品番によって修理パーツの保管期間が異なります。
長いもので15年ほど、短いものでは5年ほどでパーツの在庫が無くなる機種もあります。
新品で買っても5年後に修理ができない機種が存在し、逆に中古で購入しても10年以上修理ができる機種もあります。
傾向としては新品価格が高いものが修理できる期間が長いものが多いですが、メーカーによって修理できる期間は様々です。
メーカーによってはHPで機種ごとの修理期間が記載されている場合があるので購入前にチェックしてみてください。
修理も見極めて購入できると良いですね。
修理にかかる費用はメーカーによって違いますが出張費も入れて１～３万円で直ることがほとんどです。
新品価格8万円以下、または中古で5万円以下の電子ピアノが故障した場合、修理費用を考えると買換えを検討される方をお勧めします。
まとめ
電子ピアノ新品と中古品の違い、中古品を買う前に知っておくことはいかがだったでしょうか？
中古品の魅力
・価格
・選択肢の多さ
・付属品があることが多い（椅子）
中古品には中古品にしかない魅力があります。
また不安点も様々です。
故障したときにどのように行動すれば良いか、また何年電子ピアノを使用するか分かっている状態で中古を購入すると安心ですね。
今から電子ピアノを始める初心者の方は少しでも中古品に対して不安が無くなると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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